日経新聞からの抜粋です。
政府は24日、総額96兆7218億円の2016年度予算を閣議決定した。社会保障分野を中心とする歳出の膨張が止まらず予算規模は過去最高を更新したが、借金への依存度はリーマン危機前の水準に下がった。7年連続の税収増が歳出膨張と借金抑制の両立を可能にした。税収増の勢いは天井に近づきつつある。成長と財政健全化の両立に向け歳出構造の改革が課題だ。(2015年12月25日 日本経済新聞)
社会保障費は、過去の記事で、年々増えることが確実であることを述べました。
そのため、「歳出構造の改革」といっても、どこを削るのか?
簡単ではありません。
「いろいろ、苦労してんな~」と思われますよね?
ゴロ合わせ: 16 年度予算、 96.7 兆円
いろいろ(16)、苦労(96)してん(.)な(7)~ で覚えましょう!
ちなみに、96.7兆円のうち、
税収見込み額 57.6兆円、
その他収入 4.7兆円、
国債34.4兆円 となっていますが、
「税収増の勢いは天井に近づきつつある」様子を表したグラフが、以下です。
税収が60兆円を超えたのは、1990年度のバブル景気の時期だけですね。
予算を大体100兆円でとらえると、
100点満点で合格点60点に満たない状態が20年以上続いている
という大変な事態という事です・・・。
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