いよいよ、今週G7のサミットが、三重県で開かれます。
景気回復のために、財政出動の必要性が問われており、
来年の消費増税(10%)は、再延期すべきだという声も出てきましたね。
消費税増税延期の是非について、わかりやすい動画をyoutubeで見つけましたので、
ぜひご覧ください。
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景気回復のために、財政出動の必要性が問われており、
来年の消費増税(10%)は、再延期すべきだという声も出てきましたね。
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国家公務員受験生向けの内容です。
昨年は、”消費税の軽減税率”が何かと話題になりましたが、
財政学では、「ラムゼーの最適課税論」というものが良く知られています。
厚生の観点からは「ぜいたく品に低い税率を、必需品には高い税率を」
かけた方が、社会厚生のロスが少ない、というものです。
必需品は、もともと価格の変動に対して需要の変動は大きくない
(価格弾力性が小さい、といいます)ので、
市場に与えるショックを小さくできる。よって、税率が高い方が合理的。
という論法を使っています。
需要の変動が大きい=経済に与えるショック(厚生のロス)が大きい
と捉えていることに気を付けてください。
一見しただけだと間違えやすいので、試験では注意しましょう!
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こちらも、今更ながらですが、「来年度予算案、衆議院通過」のニュースです。
衆院予算委員会は29日の理事会で、3月1日に安倍晋三首相と全閣僚が出席して2016年度予算案の締めくくりの質疑を行い、採決することを決めた。予算案は1日午後の本会議で可決され、同日中に参院に送られる見通し。憲法の衆院優越規定により、参院の議決がなくても参院送付後30日で自然成立するため、年度内成立が確定的となった。(2月29日 毎日新聞)
予算案は「衆議院が優越」する事項です。
〇衆参で異なる議決の場合、両院協議会を開くが、意見が一致しないときは衆議院の議決が国会の議決になる
〇参議院が予算案を受け取った後、30日以内に議決しないときは衆議院の議決が国会の議決になる
超・重要です! 試験で落とすと致命傷に…。
衆議院の予算委で審議→本会議で審議・議決
→参議院の予算委員会で審議→本会議で審議・議決 基本の流れも大切です。
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