yahooの経済ページに掲載されていた、「THE PAGE」の記事からです。
中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は11日から3日連続で、対ドル為替レートの「基準値」を引き下げました。11日には1.9%、12日には1.6%、13日には1.1%引き下げたことで、基準値は1ドル=6.116元から1ドル=6.401元になっています。
(THE PAGE 8月15日)
「切り下げ」と言うのは、四捨五入のときの「切り捨て」と紛らわしい単語ですが、
要するに「元の価値を下げます・安くします(=元安にします)」という発表を公にした、ということなのです。
元安になる
→外国人・外国企業が元を安く買える
→中国の物も安く買える
→輸出拡大
以上がセオリーに則った動きという事になります。
要するに、中国を一つのお店と例えると、
「安売りセール」を開催した という事です。
ただ、この時期に「安売りセール」を打ち出したのは、
流行らない店が「閉店セール」を行うのと似たようなもので、
「中国国内の景気が伸び悩んでいるのではないか?」という評価を受けて、
「中国株安→世界的株安」に連結していると考えることが出来ます。
今後の動きに注目ですね。
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