経済論文の対策はどうすれば?【Q&A】

受験生の皆さん、お元気ですか?
またまた久しぶりの投稿になってしまいました。
いよいよ、来月より国税専門官、国家一般職・・ と
国家系の本試験が行われますね!

国税専門官では、「専門論文」が出題されますが、
こちらの対策について、少しコメントします。

まず、今年はミクロか?マクロか?ですが、
正直、予想は難しいです。(苦笑)

ただ、どちらを優先して勉強すべきかと言われれば、
断然、マクロです。
ミクロの論理体系は、グラフを通して頭に入っていることが
多いので、文章に書き起こすのはそれほど苦労しないはずです。

じっさい、ミクロは最近3年に1度の割合で、しかも
テキストの前半部分に集中して出題されていますので、
ミクロが出るとすれば、それはサービス問題でしょう(笑)。

マクロが出るとすれば、12年ぶりの
『マンデル=フレミング モデル』が出されるのでは?
と勝手に予想しています。

いずれにしても、貿易分野はここ10年くらい出ていないので、
直前には要チェックだと思います。
(ミクロの範囲ですが、貿易の【余剰分析】のところも、
 出題がお留守になっている個所です。念のため)

配当時間が長いので、それなりに多くの文章を書く必要が
あります。80分とすれば、1200字以上といったところです。

問題には、隠れた「キーワード」があり、そこが採点ポイントに
なっていますので、連想して思い浮かべることができるように
練習しましょう。

たとえば、上記『マンデル=フレミング モデル』であれば、
●国際収支均衡線/IS曲線/LM曲線
●為替レートの国際収支(均衡)説
●資本移動の自由/不自由
●固定為替相場/為替介入/マネーサプライ変化

このあたりの関連ワードが思い浮かぶと思いますので、
あとは、因果関係「こうだからこうなる」を意識しながら
書き進めていけばよいです。

それでは、健闘をお祈りします!

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国税専門官の会計学はどうすれば?【Q&A】

先日、国税専門官志望の学生さんから、
「会計学の勉強はどうすれば?」と質問を受けました。

何でも、簿記を全くやったことがないそうで…

ただ、諦めは禁物です。
下記のような本を読んで、「財務諸表とは何ぞや?」を
理解しましょう。

8問のうち、具体的な会計処理(仕訳や計算)が必要なのは2問程度で、
残りは「会計原則」に基づいた理論を問う問題なので、意外と
難易度は高くないと思われます。

簿記は3級しか持っておらず、しばらく簿記とはご無沙汰な私が、ノー勉で解いても、6問/8問 正解できました!

問題集は、「スーパー過去問題集」一択になると思います。
論述も、最後のテーマで扱われています。

H26年までの問題しか収録されていませんので、
H27・H28年については、各社過去問題集を利用してください。

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カテゴリー: Q&A

H28国家一般職・ミクロ解説<貨幣一単位当たりの限界効用>

3月の上旬に、担当している講義が全て終わり、
今年受験の皆さんは、いよいよ残すところ2~3か月となりました。
(この期間が、意外に長いのですが…)

この間、個別授業にて、昨年の問題の質問があったので、
ビデオ解説にまとめてみました。

例年、ミクロの1問目は、初見の問題が出ることが多いのですが、
昨年は、そうでも無かったですね。

定番形である
「効用U=xのα乗×yのβ乗 のとき、U最大となる(x、y)を求めよ」
という出題ですと、
有名な公式
【所得Mをx財費用:y財費用=α:βに分けたときU最大】
をソノママ使って解けてしまうので

効用Uを上記の形にせず、
かつ、「貨幣1単位当たりの限界効用」を求めさせる 
というアレンジが効いた問題になっています。

未習の方は、動画を見て勉強して下さいね。
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