先日、受講生から
「先生、地方公務員と国家公務員で、経済学の問題に差はありますか?」
と質問がありましたので、以下にまとめてみます。
難易度としては
(難)→(易)の順で、
国家総合職>裁判所事務官=国税専門官=市役所A日程>国家一般職>特別区
という位置づけになるかと思います。
※裁判所事務官だけ、かなりクセあり
ポイントは
○特別区の問題は、ほとんどスタンダードレベルである。
同じ地方公務員でも市役所Aより簡単
○国家系では、科目選択制となっていることが多いためか
計算量が多い問題が含まれる。※末尾のビデオ参照
○かつて国家総合職(旧国家1種)でしか出題されていなかったようなレベルの問題が、
ここ数年では裁判所事務官・国税専門官・国家一般職にも時々出題されている。
○地方系(特別区を除く)では、法律・行政系の他科目とバランスを取る意味で、
国家系のような計算問題は少なく、理論系(正誤判定の文章題)が多い傾向。
という点が特徴です。
一応、頭の片隅に置いていただけると良いと思います!
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参考:H26年度・国家一般職ミクロ経済学の1問め