失業とインフレの「トレードオフ」関係とは?

5月11日 日本経済新聞「経済教室」の記事です。

・・・経済学では失業とインフレはトレードオフの関係にあり、失業率を下げようとするとインフレになり、インフレを抑えようとすれば失業率は上がると考えます。どちらの政策を重視すべきか。

トレードオフ(tradeoff)を辞書で調べると、「犠牲」「交換」という訳になっています。
直訳だとピンときにくい言葉ですね。
記事にある通り、
2つの物のうち、一方を優先すると他方を犠牲にせざるを得ない状態
=「トレードオフ」 と呼びます。

算数だと「反比例」
統計の言葉では「逆相関・負の相関」 とも言えますね。

そして、マクロ経済学を学習した方は、上記の内容が
「フィリップス曲線」によって描かれることはご存知でしょう。

philipscurve

グラフの右下が「デフレ・不況」、左上が「インフレ・好況」を表していることになります。
今は… グラフの中ほど辺りでしょうか?
「失業率を改善したいとき、ある程度のインフレを我慢する」ことになりますね!

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