特別区一類の「経済学」対策

しばらくの御無沙汰でした。教材の作成などで、時間を割いていました。
今回は、来年の受験生向けの記事です。

特別区一類の専門試験「経済学」の特徴について述べてみます。
2004年から、問題が一般公開されるようになりましたが、
出題については、「良く出されるところ」がハッキリしています。

ミクロ経済学を例にとってみますと、次の通りです。

2004~2016年の13年分の問題テーマ(問題数13×5=65問中)のうち、
●不完全競争…9問
●厚生経済学と市場の失敗…8問
●市場の調整理論…6問
(●損益分岐点と操業停止点…6問)

ベスト3は以上の通りとなっていて、問題数は合計29問、
全体の45%を占めています。
同じジャンルが、ほとんど形を変えず出題されているので、
受験生は必ず目を通しておくべきです。

いずれも、テキストの「後半」に収録されているテーマなので、
全体をしっかり勉強している受験生を選びたいという意図が見えます。

そして、たまに難問の出題が見られるものの、
大抵の場合、過去数年の「国家公務員」の問題を
焼き直して出題されているので、

以前紹介した「スー過去」などで、
過去問題を漏れなく攻略しておくことが大切です。

年末年始は、実力を蓄えるのに最適な時間。
継続は力なり、と言います。
テキスト・問題集と仲良くなって、厳しい冬を乗り越えていきましょう!

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