「インバウンド」とは?

最近、耳にする単語「インバウンド(inbound)」。
辞書によると「内向きの」とあります。

バウンド=球のはね返り、の意味で
国内へバウンドしてくる、ということから、
「日本へ訪問する外国人」のことを指しています。

以下、5月18日の日経新聞からの記事です。

日本人が海外旅行で使う金額と、日本を訪れる外国人が国内で使う金額が2014年度に逆転した。日本人の海外での支出は2兆245億円で前年比4%減。一方、中国人旅行客の旺盛な買い物に牽引され、訪日客の消費は41%増の2兆2344億円で、2099億円上回った。
旅行収支が黒字になったのは、日本人の海外旅行自由化前の1959年度以来、55年ぶり

まさに、観光立国・おもてなしの国、日本というわけですね。

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失業とインフレの「トレードオフ」関係とは?

5月11日 日本経済新聞「経済教室」の記事です。

・・・経済学では失業とインフレはトレードオフの関係にあり、失業率を下げようとするとインフレになり、インフレを抑えようとすれば失業率は上がると考えます。どちらの政策を重視すべきか。

トレードオフ(tradeoff)を辞書で調べると、「犠牲」「交換」という訳になっています。
直訳だとピンときにくい言葉ですね。
記事にある通り、
2つの物のうち、一方を優先すると他方を犠牲にせざるを得ない状態
=「トレードオフ」 と呼びます。

算数だと「反比例」
統計の言葉では「逆相関・負の相関」 とも言えますね。

そして、マクロ経済学を学習した方は、上記の内容が
「フィリップス曲線」によって描かれることはご存知でしょう。

philipscurve

グラフの右下が「デフレ・不況」、左上が「インフレ・好況」を表していることになります。
今は… グラフの中ほど辺りでしょうか?
「失業率を改善したいとき、ある程度のインフレを我慢する」ことになりますね!

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年金の「マクロ経済スライド」とは?

今年(2015年)から年金支給について適用される「マクロ経済スライド」についてです。
以下、2月22日の東洋経済オンラインからの記事です。

少子高齢化への対策として公的年金給付を自動的に削減する「マクロ経済スライド」が、2015年度に初めて発動されることが1月末に正式決定した。

2015年度の名目年金給付額は、2014年に消費者物価が上昇したため、16年ぶりに増加する。だが、本来なら、物価上昇を加味した名目手取り賃金上昇率2.3%を年金給付に反映させるところ、今回は増加幅が物価上昇分よりも抑制され、年金の価値は目減りする格好だ。

年金には物価スライドという制度があり、
「インフレ状況では物価が上がっていくが、もらえる年金額がそのままでは生活が苦しくなるので年金額も引き上げていく」ことになっています。

しかし、財源不足を考慮すると、一定の「足止め」が必要。
この「足止め」政策が、「マクロ経済スライド」であります。

要するに、「マクロ経済スライド」とは、
インフレに合わせて年金上げてると財源が持たないから少しは我慢して下さいね!
という内容です。

制度自体は2004年に始まりましたが、デフレ状況が続いていたため
「約10年の間、出番がなかった」ということです。

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